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WiFi・テクノロジー

海外WiFiレンタルの選び方ガイド

WiFiレンタルの仕組み

海外WiFiレンタルとは、渡航先の通信回線に接続できるモバイルルーターを一定期間借りるサービスです。空港や宅配で端末を受け取り、現地で電源を入れるだけでインターネットに接続できます。通信の仕組みとしては、レンタル端末が現地の携帯電話回線(4G LTEや5G)を利用してインターネットに接続し、端末自体がWiFiアクセスポイントとなってスマートフォンやパソコンなど複数のデバイスを同時接続させます。

レンタルWiFiの料金体系は、一般的に「1日あたりの定額制」が主流です。渡航先の地域や通信容量のプラン(300MB、500MB、1GB、無制限など)によって日額が異なります。アジア圏であれば1日500円前後から利用できるプランもありますが、ヨーロッパや北米では1日1,000円以上になるケースも珍しくありません。また、複数国を周遊する場合は周遊プランを提供している事業者を選ぶと、国ごとに別々のルーターを借りる必要がなく便利です。

利用にあたって注意したいのがバッテリー持続時間です。多くのモバイルルーターは連続使用で6時間から10時間程度が目安となります。一日中外出する場合はモバイルバッテリーを携帯するか、こまめに電源をオフにして節電することをおすすめします。また、端末の紛失や故障に備えて補償オプションへの加入も検討しましょう。

選ぶ際の比較ポイント

WiFiレンタルサービスを選ぶ際に重要な比較ポイントは大きく5つあります。まず「通信速度と回線品質」です。4G LTE対応か5G対応かで速度が大きく変わるため、動画視聴やビデオ通話を多用する方は高速プランを選ぶことが重要です。事業者によっては速度制限がかかるタイミングや条件が異なるため、公式サイトの注意事項を必ず確認してください。

次に「通信容量」です。メールやSNSの閲覧が中心であれば1日300MBから500MBで十分ですが、地図アプリの頻繁な利用や写真のアップロードが多い場合は1GB以上のプランが安心です。グループ旅行で1台のルーターを複数人で共有する場合は無制限プランを選ぶと、容量超過によるストレスを回避できます。

3つ目は「受取・返却の利便性」です。空港カウンターでの受取に対応している事業者は、出発直前に手続きできるため便利です。帰国時にはポスト投函で返却できるサービスも増えており、返却の手間を最小限に抑えられます。宅配受取の場合は出発日の前日に届くよう余裕をもって申し込みましょう。

4つ目は「サポート体制」です。渡航先で接続トラブルが発生した際、24時間対応のカスタマーサポートがあると安心です。電話だけでなくチャットやLINEでの問い合わせに対応している事業者も増えています。5つ目は「補償制度」で、端末の紛失・故障・盗難に対する補償プランの内容と費用を比較しましょう。免責金額が設定されている場合もあるため、補償の適用条件を事前に確認することが大切です。

渡航先別おすすめの通信手段

渡航先によって最適な通信手段は異なります。韓国や台湾、タイなどアジアの主要観光地では、WiFiレンタルに加えてeSIMやプリペイドSIMも選択肢に入ります。アジア圏は通信料金が比較的安く、1日300円台から利用できるWiFiレンタルプランも多いため、コストパフォーマンスに優れています。短期の渡航であればeSIMが手軽ですが、複数デバイスを接続する必要がある場合はWiFiレンタルが有利です。

アメリカやカナダなど北米への渡航では、通信エリアの広さを重視した選択が重要です。国土が広いため都市部以外では通信が不安定になることがあり、複数のキャリアに対応しているルーターを選ぶと安定した接続が期待できます。アメリカ本土とハワイで別プランになっている場合もあるため、具体的な訪問先を確認した上でプランを選択してください。

ヨーロッパへの渡航では周遊プランの活用が鍵となります。EU圏内であれば1つのプランで複数国をカバーできるサービスが多く、国境を越えるたびに設定を変更する手間がありません。ただし、スイスやイギリスなどEU非加盟国は別料金になる場合があるため注意が必要です。長期滞在の場合は現地SIMの購入がコスト的に有利になるケースもあります。

オーストラリアやニュージーランドなどオセアニア地域は、都市部では通信環境が整っている一方、内陸部や自然公園エリアでは通信が困難になることがあります。こうした地域を訪問する予定がある場合は、衛星通信対応のサービスや、オフラインでも使える地図アプリの事前ダウンロードも併せて準備しておくと安心です。

レンタルの流れと返却方法

WiFiレンタルの利用手順はシンプルです。まず、出発日の数日前から1週間前までにオンラインで申し込みます。申し込み時に渡航先、利用期間、通信容量プラン、補償オプションの有無を選択します。料金の支払いはクレジットカード決済が一般的で、申し込み完了後に確認メールが届きます。

端末の受取方法は主に3つあります。最も一般的なのが空港カウンターでの受取で、成田空港、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港など主要空港に対応している事業者が多いです。出発当日にカウンターで本人確認書類を提示して端末を受け取ります。次に宅配受取があり、自宅やホテルに事前配送してもらえます。出発前に動作確認ができるメリットがありますが、配送日数を考慮した早めの申し込みが必要です。一部の事業者ではコンビニ受取にも対応しています。

現地到着後は端末の電源を入れ、端末に記載されたSSIDとパスワードをスマートフォンのWiFi設定画面で入力するだけで接続完了です。設定方法の説明書が同封されているため、IT機器に不慣れな方でも問題なく利用できます。通信速度が遅い場合は、端末の再起動や設置場所の変更(窓際など電波を受けやすい場所への移動)を試してみてください。

返却方法は空港の返却ボックスへの投函が最も手軽です。帰国便の到着階に設置されていることが多く、端末一式を専用封筒に入れて投函するだけで完了します。空港で返却できなかった場合は、宅配便での返却も可能です。返却期限を過ぎると延滞料金が発生するため、帰国日の翌日もしくは翌々日までに返却を完了させましょう。返却後、端末の状態確認が行われ、問題がなければ手続きは完了です。

よくある質問

Q.WiFiレンタルとeSIMはどちらがお得ですか?

一人旅で通信量が少ない場合はeSIMが手軽でお得な傾向にあります。一方、複数人でシェアする場合や複数台のデバイスを接続したい場合は、WiFiレンタルの方がコストパフォーマンスに優れます。渡航先や利用日数、同行者の人数を考慮して選びましょう。

Q.データ容量を使い切った場合はどうなりますか?

多くのサービスでは容量超過後に速度制限がかかり、128kbpsや256kbps程度の低速通信になります。追加容量を購入できるサービスもありますが、事前に無制限プランを選んでおくと安心です。速度制限下でもテキストメッセージの送受信は可能です。

Q.レンタルWiFiは何台まで同時接続できますか?

一般的なモバイルルーターは5台から10台程度の同時接続に対応しています。ただし、接続台数が増えると1台あたりの通信速度が低下する可能性があります。快適に利用するには3台から5台程度に抑えることをおすすめします。

Q.端末を紛失した場合はどうなりますか?

補償オプションに加入していない場合、端末の弁償金として2万円から5万円程度が請求されるケースが一般的です。補償オプションに加入していれば免責金額のみの負担で済む場合が多いため、特に海外渡航時は補償への加入を強くおすすめします。紛失に気づいたらすぐにカスタマーサポートへ連絡してください。

参考情報

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